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【Zoom?Remo?Whereby?】いろんなWeb会議サービスを試してみた

リモートワーク、見切り発車

現在、マイスター・ギルドでは、新型コロナウイルスの感染拡大防止として、リモートワーク(テレワーク)を実施しております。

株式会社マイスター・ギルドは、新型コロナウイルスの感染拡大を予防し、従業員および関係者各位のリスクの軽減、ならびにお客様への安定したサービスの継続的な提供を目的として、下記の期間におきまして、原則在宅勤務(リモートワーク)体制へ移行することをお知らせいたします。

【期間】2020年3月2日(月) ~ 2020年5月6日(水)

今回の件に限らず、近い将来リモートワークの導入は考慮していたので、水面下で情報収集や準備はしていたのですが、その日は突然やってきました。

幸い大きなトラブルはなく、比較的スムーズにリモートワークへの移行が出来たとは思うのですが、様々なところで言われている「リモートワーク特有の問題」はご多分漏れず弊社でも起こります。その中でもやはり1番気になるところがコミュニケーションであることは周知の通りです。

弊社ではチャットツールはSlackを導入しており、文字ベースのやり取りは比較的活発な方だと思います。なので問題は映像/音声でのコミュニケーション。百聞は一見にしかずですし、ちょっとした雑談、「ねえねえ」から始まるスタンダップMTGなど、同じオフィスにいれば気軽に出来る事が画面越しになるとグッッッとハードルが上がります。

元々アウトプットの強いメンバーの集まりではないので、それがさらにリモートで「見えなくなる」と・・・やはりデメリットになる部分は大きいと感じました。

サービスに何を求めるか

例えば、オフィス内であっても「雑談」と「会議」だと体裁が違うように、オンラインコミュニケーションでもその違いはあると思います。求める成果によって選択する・マッチングするサービスは変わってくると思います。

「気軽さ」や「多機能」「安定性」など、気になるキーワードはいくつもあるのですが、我々ギルメンはそういった使い分けもまだまだ分からないリモートワークビギナー、いつもの合言葉は、とりあえずやってみよう。

いろんなWeb会議サービスを試してみた!

Zoom

今やWeb会議サービスの代名詞ともなったZoom。ユーザー数はこの3ヶ月ほどで1000万から2億まで伸び、一部セキュリティの脆弱性があったものの、大企業での導入なども目立ちます。使い方やおすすめ記事などはたくさんあるので、こちらではマイスター・ギルドとして現場で使ってみた所感です。

GOOD 😍
・大人数でできる!
・無料版40分の時間制限もダラダラ会議防止になって良い!
・仮想背景が使える!
・レコーディングができる!
・映像も音声もスムーズ(カクカクしない)

BAD 😵
・抜けて別のZoom会議にいくのが面倒
・話しかけにくい

噂通りとても使いやすく安定したサービスで、大体のことはZoomで事足りそうな感じがします。レコーディング機能を使えば聞き漏れが無くなるし、すぐ振り返りが出来て便利です。実際にクライアント様とZoomで商談をさせていただきましたが、会議の「予約」「ルーム共有」も簡単で、滞りなく実施が出来ました。

マイスター・ギルドでは有料プランを導入しており、時間制限がないので、リモートワーク中は全スタッフが1つのルームに常時INして、始業時には朝会も行っております。(業務中はマイク/カメラOFF)

ただ、別途MTGを行う際は一旦常設ルームを退出して、別のルームに入って、終わればまた常設にIN、と行ったり来たりするのがとても面倒であるというデメリットも感じ始めました。他にも常設ルームには全スタッフが入っているので発言に若干気を使うとの声も。

これは地味に深刻な問題だったので違うWeb会議サービス「Remo」を導入してみました!

Remo

各人の場所、誰と誰が話してるかなど、実際のオフィスと近いイメージで使用できるUIが特徴のRemo(リモ)。マイスター・ギルドではZoomと同様に「イベント」として常設スペースを作成して、始業時にスタッフがINする形で使用しています。

GOOD 😍
・気軽に部屋へ入れるし、入って声を出したら気付いてくれる
・ルーム間の移動がラク
・WhiteBoardをすぐ使えるのが便利で楽しい
・ブラウザベースでインストール不要

BAD 😵
・部屋名を自分で決めれない
・1部屋につき6人の人数制限
・仮想背景が使えない
・誰かが入室したかどうか分からない
・招待しても気付きにくい

Remoはとにかく部屋の移動がとっても楽。あっちの部屋に行ってみよ~、あの人も呼んでみよう~と気軽に移動できるのが面白い。各部屋には名前をつけることが出来るので、一部に「集中作業部屋」を作って、そこではシェアスクリーンで業務をしたり、今は取り込んでますアピールも出来たりします。

不便を感じた部分としては、通知系。誰かの部屋に呼ばれてもアラートがないので気付きにくいです。それに我々ギルメン一同はZoomの有難い仮想背景に慣れきってしまったので、それが使えない事もちょっと悲しい・・・。

弊社が使用しているイベント形式の他に、バーチャルオフィスというプランもあり、そちらはより多彩な機能が使えるようですがちょっとお高いのが悩ましいです。

Whereby

Zoom導入前によく使用していたサービスです。ここまでの3つの中では1番導入ハードルが低く、とりあえずルームを作ってURLを発行出来ればサクッと始められます。

GOOD 😍
・URLだけですぐに始められる
・無料版でも時間制限ナシ
・ゲストはログイン不要
・モバイルアプリも充実している

BAD 😵
・無料版は最大参加人数が4人
・レコーディングは有償版のみ

ZoomやRemoに取って代わられた感は多少ありますが、今でも使用はしています。ゲストのログインが不要なメリットがとても大きく、アカウントを作ってもらう程ではないスポットの少数MTGなどには重宝しています。

弊社ではこのような情勢になる前から採用面接でもWherebyを使用しています。リクルート用にルームを作成し、応募者の方にURLを事前にお送りしているのですが、登録が不要なので心理的なハードルは若干下がるのではないでしょうか。

まとめ(今の率直な感想)

いかがだったでしょうか?長文をお読みいただきありがとうございます。

Zoom、Remo、Whereby、どれも三者三様で良いところも不便なところもあると思いますが、皆様の利用シーンに合わせて選択・使い分けしてみても良いのではないでしょうか?いま現在マイスター・ギルドの所感としては下記のようなイメージです。

Zoom:トータルバランス最強、会議向き
Remo:UIがわくわくする、雑談や軽いMTG向き
Whereby:導入ハードル低、単発使用ならコレ

上記3つはベース機能に大差はなく、シェアスクリーンやテキストチャットはどのサービスでも使用できます。他にもSkype(Skype Business)や、Slack通話、MS Teamsなど色々なサービスがありますので、オススメなどがありましたら是非教えていただければ嬉しいです!

マイスター・ギルドでは一緒に楽しく仕事をしてくれる仲間を募集しています!開発が大好きな方、新しいことがやってみたい方、ぜひ私達のギルドに参加してください!Zoomでも、Remoでも、Wherebyでも気軽にお話しましょう!

【詳しくはこちら(WANTEDLY)】

MeisterGuild(マイスター・ギルド)広報

最先端技術のMEISTERを目指し、お互い切磋琢磨するGUILD、になりたい株式会社マイスター・ギルドです。Webシステム/サービス開発、スマホアプリ開発、AR/VR/MR開発など、さまざまな情報を発信します。

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